健康と生活習慣
③ 喫煙
たばこは毒物の缶詰とも呼ばれています。
200種類以上の有害物質が含まれ、様々な疾患の原因となります。
代表的な有害物質には、一酸化炭素、ニコチン、タールの他、カドミウム、砒素、アンモニア、シアン化水素、さらにはダイオキシンなどがあります。
- 一酸化炭素
- 体を酸欠状態にして、動脈硬化や心臓病を起こしやすくします。
- ニコチン
- 依存症を引き起こします。血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。
- タール
- 発がん性物質を含んでおり、がんを発生しやすくします。
たばこをやめて健康な体を取り戻しましょう!
「受動喫煙」による健康への悪影響
たばこを吸っている人の煙を吸わされることを「受動喫煙」といいます。
たばこの煙には本人が吸う「主流煙」と、たばこの先から立ちのぼる「副流煙」があります。
「副流煙」は、「主流煙」より燃焼温度が低く、一酸化炭素やニコチン、タールなどの有害物質の多くが分解されません。
またフィルターを通していないため、含まれる有害物質は多いのです。
「受動喫煙」は本人はたばこを吸わないにもかかわらず、たばこを吸う人と同様に、健康に様々な悪影響を受けます。
2015年10月02日