健康と生活習慣

② 飲酒

健康にとって望ましい生活習慣を3回シリーズでご紹介します。

第2回目の今回は「飲酒」と「喫煙」です。

お酒は、はるか昔から世界各地で親しまれてきました。
お酒を適度に飲むことは健康に良いとされ、その効果としては、食欲が増進する効果、ストレスを和らげる効果、人間関係をスムーズにする効果などが挙げられます。
しかし、適量を超えると記憶をなくしたり、時には呼吸中枢のマヒによって死に至るようなこともあります。
また、過度な飲酒が続くことで、肝障害、膵炎や糖尿病、心疾患、高血圧、胃腸障害、がんなど体の問題が起こりやすくなるだけでなく、睡眠障害やうつ病といった心の問題を招くおそれもあります。

飲み過ぎに注意して、適切な飲酒量を心がけましょう

過度な飲酒が飲酒が続く事で体と心に問題が怒る恐れがあります

健康の為の飲酒のポイント

過度の飲酒をしない

男性は1日40g、女性は20gの純アルコール量を上限の目安とし、下記の酒類別の純アルコール量を参考にして、1日に飲む量を調節しましょう。

純アルコール約20gの目安
種類
ビール 中瓶1本 500ml
日本酒 1合弱 180ml弱
ウイスキー ダブル 60ml
焼酎(アルコール度数25度) 0.6合 110ml
ワイン グラス2杯弱 200ml
食事と一緒に楽しむ

空腹のときにお酒を飲むと、胃の中に食べ物が何もないためにアルコールの吸収が速くなり、酔いがまわるのが早くなってしまいます。
食事といっしょにお酒を飲むことで、胃の中の食べ物が粘膜の上に層を作り、胃を荒らすことが少なくなり、さらにアルコールの吸収を遅らせます。また、お酒のペースを抑えることもできます。

食べ物が胃の粘膜を守ります
休肝日をつくる

週に何日かはお酒を飲まない日を設けて、肝臓などの臓器を休ませましょう。
まずは週1日から始め、できれば連続して2日以上の休肝日を目指しましょう。

今日は休肝日
2015年10月02日
TOP