生活習慣病をはじめ、様々な病気の予防や改善に生活習慣の改善が必要であるといわれます。
健康にとって望ましい生活習慣とは何か?
厚生労働省が進める健康日本21(外部リンク)の
健康づくりの基本
栄養・食生活
身体活動・運動
休養
歯・口腔の健康
6分野について望ましい生活習慣を3回シリーズでご紹介します。
第一回目の今回は「栄養・食生活」です。
健康にはバランスの取れた食生活が重要といわれます。
具体的に何をどれだけ食べると良いのでしょうか?
年齢やそれぞれのライフスタイルによって理想的な食事の内容は変化していきます。
バランスの良い食事の目安として厚生労働省と農林水産省の共同により平成17年6月に食事バランスガイドが策定されています。
自分にとってのバランスが取れた食事を知るために食事バランスガイドを活用しましょう。
注)食事バランスガイドは健康な方々の健康づくりを目的に作られたものです。
糖尿病、高血圧などの病気で医師や薬剤師又は管理栄養士から食事指導を受けている方は、その指導に従って下さい。
一日に必要なエネルギー量
年齢・性別・身体活動レベルから必要なエネルギー量の目安を確かめてみましょう。
- 身体活動レベルが低い
- 一日中ほどんど座っている方
- 身体活動レベルが普通以上
- 身体活動レベルが低いにあてはまらない方
料理ごとの摂取量(SV)を確認しよう
食事の量の単位として摂取量(SV)が設定されており、料理によって単位数(1つ、2つなど)が決められています。
料理と摂取量(SV)の関係
1日に何をどれだけ食べたらよいか確認しよう
各摂取エネルギー(Ⅰ~Ⅲ)毎に一日の食事の摂取量(SV)の目安が決められています。
一日の摂取量の合計が下記の表になるように、主食~果物までの食事を摂りましょう。
例えば、
※1主食が4~5つの場合、
朝に食パン1枚(1つ)、昼にうどん1杯(2つ)、晩にご飯中盛り1杯(1.5つ)で合計4.5つなど。
牛乳・乳製品
骨を作る大切なカルシウムは、摂取効率のよい牛乳・乳製品で補うよう、基準を定めています。
体が成長する子供の摂取量は、大人より多くなります(※2)
食事バランスガイドについてもっと詳しくお知りになりたい方は、
農林水産省/「食事バランスガイド」教材(外部リンク)の解説書をご覧ください。
健康にとって望ましい生活習慣を3回シリーズでご紹介します。次回は「飲酒」と「喫煙」です。