薬の保管方法
薬ごとに適した場所に保管しましょう
薬は化学物質です。
さまざまな条件に左右され品質や効果が低下していきます。
薬の種類ごとに適した保管が必要です。
薬の劣化の主な原因
室温(1〜30℃)保管の場合
- 散剤・錠剤・カプセル剤(内服薬)、外用剤のクリーム剤・軟膏剤、貼付剤(外用薬)など
-
- 室温の目安は1〜30℃です。
- 直射日光が当たらず、涼しく、湿気のこもらない場所に保管しましょう。
(ふた付きの缶または引き出しに乾燥剤を入れるなど。) - 特別な記載がない限り冷蔵庫で保管する必要はありません。
- 冷蔵庫保管の注意点
-
- ソフトカプセルの場合、カプセルの割れの原因になります。
- 冷蔵庫内は乾燥しているため、点眼剤などの封の仕方によっては薬の濃度が高まる恐れがあります。
- 冷蔵庫内から取り出す時に結露して湿気を帯びることがあります。
冷所保存、15℃以下などの指示がある場合
- 坐薬、一部の点眼剤等
-
- 温度の影響を受けやすいため、冷蔵庫での保管が必要です。
保管方法のポイント
健康ガイド 金盛 俊介
(薬理研究、登録販売者、健康管理士など)
(薬理研究、登録販売者、健康管理士など)
2011年09月30日